馬鹿琴の旅立ち

独り言を綴っています。主にお城や史跡がメイン。時にはお相手して下さい。

砂の器を見ました

2026年1月25日13時からBSで1974年制作の映画砂の器が放送されると知り、初めてテレビで観ました。

名作だとは知っていましたが……思った以上に凄かったです。

 

原作の推理小説は未読ですが、映画は初めから犯人が分かってしまうので、厳密にはミステリー映画ではないと思っています。

これはね、社会派の映画なんですよ。

 

そして脚本が橋本忍さんという方と山田洋次さんなんです。

多分取捨選択してまとめたと思うのですが、これもまた良かった。

親子巡礼のシーンが台詞もなく、日本各地を厳しく、美しく描くのです。

原作者の松本清張さんが、小説では絶対に表現できないと脱帽されたそうです。

 

何より今西刑事役の丹波哲郎さんの演技。

あの人は役者人生の後半から丹波節(私が勝手に命名)で単調な台詞言回しになってしまっていると勝手に思っているのですが、本作では素晴らしく味のある演技を熱演です。

最後の捜査会議で手紙を読みながら泣く演技を見ていたら、私も涙がこぼれてしまいました。もう号泣です。

 

そして本浦千代吉役の加藤嘉さん。

「そ、そんな人は知りませーん」

もう涙腺崩壊ですよ^^

 

島田陽子さん。

天使のような美しさで、ただ啞然とします。

佳人薄命とは良く言ったものです。

 

未見の方は松竹映画版を見て下さい。

観ないと損しますよ、本当に。

森田健作さんがまだお若い(笑)

いつまでもお元気で。でわ。