2025年8月19日黄泉比良坂に行ってきました。
黄泉比良坂はよもつひらさかと読みます。
こんなトコにあるのです。
日本の神話では以下の通りです。
イザナギとイザナミによる国生みの途中で、イザナミが火の神カグツチを生んで亡くなり黄泉の国へ行ってしまった。
イザナギがイザナミにどうしても会いたくなり、黄泉国に向かった。
イザナミはイザナギに対して、黄泉神と話し合いたいので、しばらく私を見ないで欲しいと言った。
しかし、そこは世の常、見ないで欲しいと言われるとみたくなり、イザナギは長く待たされたこともあり、火を灯して見たところ、イザナミは変わり果てた姿となって全身から雷を生じていた。
これに恐怖したイザナギは逃げ出し、イザナミは「私に恥をかかせた」と激怒し、ヨモツシコメにイザナギの後を追わせたが、イザナギは最後には千引の石(千人もの大勢を動員して引くほどの石)を黄泉比良坂に引いて塞いだという。
こちらは現地の観光案内です。
その場所があるというので行ってみました。

どじょうすくいの町、安来に9時下車。

尼子氏の月山富田城推しなのであります。
雪の月山富田城跡に行ってきた話はこちら。

バスを待つ間、安来駅内を探索。
大阪飯森城は三好長慶を大河ドラマに、ということでしたが、こちらは尼子氏を大河ドラマに、とPR中。

安来駅全景。
今日もすでに熱いのです。

ポケモンマンホールからドジョッチとバリヤード。

どじょうすくいならぬすくい愛の素晴らしい像です。
イエローバスが来たので乗り込みます、現金200円のみなんですよ。

平賀というバス停で下車、国道9号がビュンビュン走る他は何も見当たりません。

あ、案内が出て来ましたよ。親切ですね。

土日に限って公民館で御朱印がいただけるそうです(´・ω・`)

車2台ほど止められるスペースに案内板がありました。

詳しい説明です。
ギリシャ神話のオルフェウスも確か奥さんを亡くして、冥界の王ハデスに琴の音を聞かせて、奥さんを連れ戻すのですが、禁忌を犯して振り返ったために奥さんを連れだせなかったという話がありますね。
見てはダメと言われると見たくなるのが性とはいえ、これらのお話の類似性は不思議ですね。

桃を投げつられて逃げ惑う悪霊さんたち。

この結界の先がこの世とあの世の境目ですね。

伝説地の石碑の奥へ行くと、


イザナギが岩を置いて穴を塞いだ場所がここです。
左に見えるのは、亡くなった方に手紙を出せるポストなのです。
私も手紙を出したい人がいます、知っていれば用意をしとけば良かったなあ。

すぐ近くにはやまももの木まで生えていました(笑)
いや笑っている場合ではないのですね。

近くの山道には賽の神という場所があるそうですので、進んでみました。

小さな石を積むケルンの様な感じでした。

こちらはマンホール。やまももが描かれていますかね?
バスが来たので駅に向かいます。ざっと15分弱の滞在でした(笑)
あの世の境を見たのは良いのですが、現世も酷暑で地獄ですよね。

バスは冷房が効いて楽ちん楽ちん。
おっと電光掲示板の行き先表示もどじょうでした(笑)
このまま次の目的地に向かいます、でわ。