馬鹿琴の旅立ち

独り言を綴っています。主にお城や史跡がメイン。時にはお相手して下さい。

砕導山城(さいちやまじょう)に登ってきました

2025年11月15日砕導山城に登ってきました。

なかなか読めないでしょう?私も読めませんでした。砕導山城と書いて、さいちやまじょう、と呼ぶのです。

このところ北陸の、しかも若狭、丹後の両国攻略に凝っていまして、雪が降るまでにもう少し行きたいと思っています。

砕導山は若狭守護の家臣、逸見昌経が築いたとされる山城です。

逸見昌経は武田家の内紛時には、隠居した武田信豊方に組しますが、結局は戦には負けてしまいます。信豊の息子の武田義統は越前朝倉勢に援軍を頼み、とうとう砕導山城は落城。

しかしへこたれない逸見さんは、遠く丹波内藤氏の力を借りて高浜城を築き、抵抗するのです。

織田勢が越前、若狭に勢力を伸ばすと、憎き(?)朝倉家打倒のために織田方に協力するのです。

 

場所はこんなトコ。

初めての登城です、それでは行ってきまーす。

大阪梅田から高速バスで約2時間で到着を見込んでいましたが、渋滞で30分以上遅れました。

従って東舞鶴駅に到着したものの、目的の若狭高浜駅に行く列車が1時間半以上ありません(´・ω・`)

と思ったら30分後、若狭高浜駅前に行く在来のバスがあり、そちらに乗ることにします。やれやれ助かりました。

東舞鶴から高浜に行く途中、舞鶴港に護衛艦が何隻も泊っていました。

護衛艦、カッコいいんですよ。日本海の守備、よろしくお願いいたしますよ~

撮影したかったのですが、バスの中からは無理でした(´・ω・`)

横須賀港でも一度軍港巡りの船に乗りましたが、舞鶴も鎮守府以来の由緒ある軍港、行っときたいですよねえ。

約30分後、若狭高浜駅に到着。駅前でイベントを行っている様ですので、バスはいつもと違うところに停車します。

止まるのを見計らって650円のバス代を用意して降りようとすると、運転手さんがびっくりした顔になりました。

「乗っているとは思いませんでした」的なお顔なのです。

……そんなに印象薄いのかしら?と哀しくなります。

 

さて気を取り直して、駅前のイベント。

恐竜までいるんですよ(笑)

若狭高浜観光協会さんとJR西日本さんの共同イベントでミニ新幹線も走っています。

ちょうどお昼ごろでしたので、私も駅弁を買って公園でお昼ご飯をいただきました。

福井越前大野(!)の福井サーモン炊き込みめしのお弁当で、お値段1,700円!!

美味しいのですが、お値段が……お財布に響くのです( ;∀;)

ちなみにイベントMCの方が注意喚起をしています。

「頭上にトンビがいます。皆さんのお食事を狙っていますので、お気をつけ下さい」

とのこと。

慌てて見上げたら本当にトンビが何羽も旋回していました。恐い怖い。

こっちは熊よりトンビが怖いのでした。

 

食後は最近お得意のレンタサイクルを申込み、利用させていただきました。

4時間1,000円の電動アシスト付きです。

バスの遅れもあって、13時過ぎの遅めに攻略スタートです。

13時20分、佐伎治神社へ到着です。

参拝して無事を祈願いたします。

お参りの後、ふと傍らを見ると、砕導山城と高浜城、そして佐伎治神社の御城印と御朱印が一枚300円で置いてありました。

3枚ともいただいて、1,000円札を入れて、100円のお釣りを取ろうとすると、声を掛けられました。

何と私服姿の神主さん!!

「お釣りはありますか?」

と声を掛けていただきました。まあお釣りを料金箱から頂戴するのは気は引けましたので、正直に100円お釣りをお願いし、社務所まで連れて行って下さいました。

 

その後、砕導山城のご案内をいただき、登城口までガイドして下さったんですよ。

神主さん、ありがとうございました。

こちらが広峰神社。最初ここから登るかと思い、彷徨いましたが……ヤマレコにルート外と叱られて慌てて撤退(笑)

広峰神社の左脇に登城口がありました。13時36分登りますね。

なかなかに難易度が高いのです(笑)というか私が方向音痴なのか(´・ω・`)

もう序盤からこんな感じの道なんです。

お手製の順路標識に従います。きっと神主さんの自作に違いありませんのです。

おっと最初の分岐点。13時45分、左の天王山曲輪に向かいます。

ちゃんと黒いプラスチック階段(正式名称が分かりません)が入っています。

すぐに天王山曲輪に来てしまいました。

この通り何も見当たりません。真っ平。

あっ、海が見えます。

実は、あれがこの砕導山城以降に行く予定の高浜城なんです。

見てるだけでワクワクしてしまいます。

分岐点に戻って、千丈ヶ嶽曲輪を目指しましょう。

来ました、堀切!!大きいなあ。

第二の堀切。規模が更に大きく深いのです。

凄いぞ、砕導山城!!

また高浜城が見えるのです、少し遠くなってしまった感じですね。

登りのロープ場です。

捕まらないと、登るのが苦しい感じなんです。

手強いですね(-_-;)

ようやく登れました、14時6分。

ここが千丈ヶ嶽曲輪。

何もなく、少し休んでから進みます。

次の目的地は愛宕宮曲輪ですね。しかし最強、最大、そして最恐かつ最凶の難関が現れるのです。

これよこれ。ロープ場の下りです。

グローブ用意のココロですね。

ズズズっと足が……ああっ!!

やりました、やってしまいました。

2、3メートル、滑落しました、いや本当に滑りました。

ナップザックのペットボトルが更に落ちていきます。何とか回収して立ち上がると、足首が痛い(´・ω・`)

どうにか降りきって、今下ってきた斜面を見上げます。

うーん、写真だと勾配が伝わらないかしらね。

少しその辺を歩いてみましたが、足は大丈夫そうな感じ。このまま行きますね。

もうちょっとで愛宕宮曲輪です。お宮も見えてきました。

愛宕神社。

ふうむ、ここが愛宕宮曲輪ですよ。

多くの神様を祀っておられました。

左側に見るのが青葉山。別名若狭富士とも呼びます。標高は693m。

良い形してますね。

また高浜城を映してしまいました。

名も知らない若狭の山々。

愛宕宮曲輪には更に奥があります。

妙見宮曲輪ですね。

ヒイヒイ、ようやく到着です。14時半。

最奥部の妙見宮です。ふう、やれやれ。

何度も見てしまう高浜城址。海がとっても碧いのです。

中に入れる小屋がありましたので、少し休憩。

眺めは良かったですよ、最高です。

思い出になりましたのよ。

さあ、下ります。右に行くと大岩と佐伎治神社、ということですが、予定通り真っすぐ行ってみます。

忠魂碑。若狭の方々の御霊の心安からんことを。

道はコンクリートで舗装されていますが、これを登るのも大変です。

私は下りだから良いけど。

佐伎治宮曲輪。

奥には何もありませんが、階段が何か目新しい感じです。

ひたすらに降りていきますよ。

14時54分、神社まで降りて来ました。やれやれ。

あ、忘れてました。

大岩、120mですって。行きましょう。

神が宿るのですって。

なるほど神掛かっています。大きいのです。

 

この先は引き返して、神社出口まで行きました。15時終了です。

ヤマレコデータ。

1時間半足らず、2.6キロとは意外に短かったですねえ。

いただいた御城印と御朱印です。

ちょっと遅いですがこのまま高浜城を目指しましょう、でわ。