馬鹿琴の旅立ち

独り言を綴っています。主にお城や史跡がメイン。時にはお相手して下さい。

2025-02-20から1日間の記事一覧

超意訳:南総里見八犬伝【第二十二回 浜路、密かに親族を悼む/糠助、病んで信乃に会う】

もう一度述べるが、大塚蟇六は信乃を迎えて、亀篠とともに愛想良く歓待しているが、それはただ外聞を飾るのみであった。蟇六夫婦は実は心に刃を研いでいるのだ。 例えば蟇六はすでに里人たちを欺いて、番作の田畑を横領している。少しも信乃のために使われる…